3日目・・・
昨今の減水と高水温から逃れるため、今日はいつもより1時間ほど早い出発。
行き先はMikeにお任せ、内陸の町、Marchisonを過ぎ、さらに南進。車に揺られること3時間弱でようやく到着。
橋のたもとに車を停めて仕度をしている最中、道から4x4の車がやってくる・・・。どうやら、別のFishing Gudeが客を連れてきてバッティングしたらしい。
まぁ、先着したのは我々で、Mikeとしばらく話をして別の場所へと移動して行く彼らを見送りながら、川へ。
昨日までと違い、水量も十分、さっそく最初のバンクの流芯でフィーディングしているブラウンを発見。
これまで苦戦を強いられてきたKさんにチャンス。・・・が、チェイスしてくるもののバイトまでは至らず。←写真だと魚が見えない(^。^;)
相変わらず渋いなぁ。
NZにしては珍しい、少し人の手が入った護岸際で、パクパクと。
Mikeが手渡してきたのは、何故か昨日痛い思いをしたペッタンコスピナー#12。
「またこれかぃ(苦笑」
今回は護岸上からのキャストなので、まず見失うことはないはず。
高低差を意識して、ライズの上流にゆっくりとフライを置く。緩やかな流れの下から、大きな影が浮き上がり、
「ぱっくり」
昨日の合わせ切れの影響でいつも以上に慎重なフックセットを心掛け・・・、ロッドが曲がる。
「でか!」予想以上の強さにちょっとあせる■。土手の草むらを掻き分け、下流に走る魚を追う。そして奴は緩流から流芯へ、ドラグが鳴く。20m下には石積みと倒木、ここで止めるか、潜られてブレイクか。やってやろうじゃねぇかヽ(゚Д゚)ノ 土手から川に入り、5xの強度を根拠なく信じてパーミングでフルプレッシャー。
ラインが止まり普段は見ることがないほどのバット部のベンディング、そしてグリップの歪み感。奴の頭を上流に向けた感触も束の間、竿先の生命感が無くなる・・・、そして直後、プレッシャーから開放された奴の勝ち誇るかのようなジャンプ。負けた・・・。
深い溜息の後、川面に漂うリーダーを手繰って見るとフライのノット部のブレイク。まぁ、勝負に出たのだからしょうがない。今回は君の勝ちだ、こんなもんで勘弁しといてやろう(←
と、失意のサンドウィッチ(笑。
食べながら広いプールでルアーを引き倒すKさんを観戦、水中を泳ぐルアーと追って来る魚が丸見えで楽しい。場所場所から魚が顔を出すのだがバイトまで至らず、頭を抱えるKさんとMike。↓チェイスしてますなぁ、
魚影が濃く、ルアーへの反応がいいこの場所で、なんとかKさんに1匹!
■の祈りも届かず、追ってきてはUターンを繰り返すブラウン。何かが足りない。。。。
いつの間にか新たなライズを見つけてきたMikeに促され、再び対峙開始。ティペットをスプールから引き出してシステムを組み直す。水面ではカディスのハッチ。
Mikeは1匹「掛けさせた」余裕からか、■のフライボックスに手を伸ばし、CDC-EHCを摘み出す。「これでやろうぜ!」的な笑顔を見せながらフライを手渡し、「Good Luck!」
幾度となくライズレーンに乗せるもフライには出てくれず、ひたすらホンモノのカディスハッチにだけ繰り返されるライズ。チクショウ、ティペット落としてやる(-.-#)
アタマに血が上ってるのか、さっきのブレイクなどすっかり忘れてしまっている■、何を血迷ったかシステムを6xに変更し、再びライズに向かう。そして、
4.5lbのビューティーブラウン(^_^)b
6x=4lb、見事なラインクラスオーバー。
その後も、点在するポイントを果敢に攻めるも、チェイスだけ繰り返されるルアー(+_+)
川から上がり、お見送りされる■
何こっち見てんだよ、お前ら▽・w・▽
気分を変えて、晩御飯
そして、ホテルのバルコニーでの反省会